イントラプレーヌ協会(仮)について

イントラプレーヌ協会(仮)とは

「イントラプレーヌ」とは、企業の一員として新規事業創出に挑戦する女性のことを指す造語です。

イントラプレーヌ協会では、政府が掲げる2030年30%目標をはじめとしたダイバーシティ実現のためにも、この先イントラプレーヌを増やすことは、日本の社会や企業などの組織にとっても、より弾力性ある変革を生み出せる変化をもたらすと考えています。活躍する事業畑出身の女性取締役や女性CxOのポジションを目指すキャリアの啓蒙活動をしていきます。

設立の背景

1986年の雇用機会均等法施行後、1999年、2007年、2017年、2020年の改正を経て、2021年に施行から35年を迎えました。

また、仕事で活躍したいと希望するすべての女性が、個性や能力を存分に発揮できる社会の実現をめざし、10年間の時限立法とし成立した「女性活躍推進法」は2016年に施行され、2019年に改正により、より小規模な事業者に対しても行動計画策定や、情報公表の義務づけるという改正を経て現在に至ります。

しかしながら、政府は、昨年、2020年までに「指導的地位」における女性の割合を30%とする男女共同参画政策の目標達成を断念し、「2020年代の可能な限り早期に達成」とあいまいな形で先送りとしました。

そのような環境下、多くの企業内においては、依然としていわゆる「ガラスの天井」が存在し、限定された上位の役職やポストを女性がめざすことは難しいと言わざるを得ません。

その一方で、社会や企業などの組織では、非連続な成長をもたらすようなイノベーションを希求しています。

私たちは、社会的にも大きな影響力を持つ既存企業の中で、新事業、新サービス、新商品等の開発に取り組む女性、すなわち「イントラプレーヌ」の輩出、連帯、情報やノウハウの共有をすることのできるコミュニティを創生し、イノベーション創出の一助となることをめざします。

また、新たな事業などを開発したり、その事業の運営をしたりするという「イントラプレーヌ」としての経験は、今後さまざまな組織において「指導的地位」を担う女性に必要な経験やスキルを習得できる貴重な機会となることと信じます。