これまで自分が実行してきたことを蓄積して新規プロダクトや事業にチャレンジしやすい環境までもつくりたい|根岸さやかさん

「ぱっと出たアイディアを実行するスピードや、未知の分野に飛び込む度胸が強み」と根岸さん。これまで、玩具とは違うバラエティ雑貨の企画・マーケティングや、海外駐在と現地向けの商品開発を経験。従来とは違う流通や、タイアップ先との商談は、今の仕事に役立っている、とのこと。今後は企画の成功率を上げるための調査スキームや、テスト販売の方法など、実行してきたことを蓄積して新規プロダクトや事業にチャレンジしやすい環境をつくりたい、と抱負を語ってくれました。

<プロフィール>

  • 氏名:根岸さやか
  • 生年月日:1984年7月生まれ
  • 会社:株式会社タカラトミー
  • 役職名:課長補佐
  • 職種:企画・マーケティング
  • 簡単な経歴:2007年株式会社タカラトミー入社。2008年ニュープロダクトマーケティングチームへ配属となり、ライフ・バラエティグッズなど担当。2011年アジア事業部に異動し、インドネシアなどを担当する。2014年ボーイズホビー事業部に異動、男の子向けの玩具、キャラクタートイを扱う。1年間の産休/育休を経て、2020年Moonshot Project Grpupに異動。
目次

根岸さやかさんにインタビューしました!

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その状態をどう乗り越えましたか?

とにかく社内に仲間を作る!(笑)
手探りの状態から始まることが多いので、「誰に聞けばいいのかな?」、「どう処理したらいいだろう?」などの疑問を気軽に相談できる人が各部署にいると進めやすいです。
そのためにも、自分が他部署のメンバーから頼られた時は全力で応えるようにしています。

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今、取り組んでいることはどんなことですか?

社会課題の解決につながるような企画を、優先的に進行しています。
困りごとをアソビの力で楽しくしたり、弊社のメイン顧客である子どもと、その保護者が、楽しく課題解決できる企画を考えています。
また、企画の成功率を上げるための調査スキームや、テスト販売の方法など、実行してきたことを蓄積して新規プロダクトや事業にチャレンジしやすい環境をつくろうとしています。

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現在のお仕事の内容を簡単に教えてください

タカラトミーの中で、新しいモノ・こと・領域へチャレンジする部署である「Moonshot Project 」のCommunicationチームに所属しています。
“アソビで未来にこたえます” を理念に、今までのタカラトミーの商材から一歩進んだテクノロジーを搭載した玩具や、他業種との協業などを進めています。
特に企画の、調査やマーケティングを実施したリ、他社とコミュニケーションを取りアライアンスを組む役割を担っています。

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新規事業開発に携わる事になったきっかけを教えてください

学生時代から、「考えてお金儲けする」ことが好きでした。
ぱっと出たアイディアを実行するスピードや、未知の分野に飛び込む度胸は昔からある方かな、と自負しています。
入社後も、そこを見込まれて(?)最初は玩具と少し遠いバラエティ雑貨や大人も楽しめるおもちゃのマーケティングをしていました。
従来とは違う流通や、タイアップ先との商談は、新規事業開発にも役立っている点だと思います。
その後、アジアの部署ではインドネシアに滞在し、現地向けのオリジナル商品の立ち上げも行いました。
これらの経験が、今の新規事業開発に結び付いていると思います。

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今、担当されているプロジェクトはどのような状況ですか?

今の「Moonshot Project」 の第一弾商品として世に出した「セカイナゾトキストリート」は、WEB上での販売好調を受けて、全国の書店販売に拡大することができました。
新規事業はリーンスタートアップが基本ですが、弊社では今まで実行することができていませんでした。
その中で、まずはテスト的な発売を経て拡大のステップを踏めていることが嬉しいです。
まだ表には出せていませんが、数種類の商品・企画を進行しており、どれも従来の玩具や表現からは一歩進んだものですので、皆さんの反応が楽しみです!

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事業開発の担当になってよかった!と思えるHappyなエピソードはありますか?

自分が開発に携わったものの使用者の声を聞けたときが一番Happy です。

「セカイナゾトキストリート」は、社内で初めてクラウドファンディングの「CAMPFIRE」を使用し、特典をつけて先行販売をしました。
あわせて、渋谷のパルコにも展示するなど、従来とは違うタッチポイントも用意。その結果、タカラトミーが得意とする未就学児~低学年の親子以外にも、商品を知って体験してもらうことができました。

その人たちが遊んだ感想をTwitterやSNSに投稿してくれているので、それらを見ると、また次の商品や企画も頑張ろう!という気持ちになります。

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逆に、事業開発の担当になって、大変だったこと、苦労したことは何ですか?

社内で「初」となる取り組みであることが多いので、既存の社内ルールと照らし合わせて道筋を作ることが大変です。
例えば、「セカイナゾトキストリート」ではGoogleマップのストリートビューの規約内容や使用料の扱い方など、自部門だけでなく法務や経理やシステムも巻き込んで整理することが必要でした…。

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今後の目標やプランを教えてください!

部門のミッションである、新領域を開拓できる企画を立ち上げたいです。特に、玩具メーカーだからこそできる、女の子をエンパワメントするような企画やジェンダーギャップを解消することにつながる発信をしていきたいと思っています。
あとは、健康に気を付けて長く働き続けたいです!

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PRしたいことなどを、どうぞ!

弊社の長年培ってきたアソビのノウハウや、おもしろいことを考える力は、他の分野やテクノロジーと組み合わせることでシナジーを起こせるとおもっています。ぜひ、色々な業種のかたと協業できたらな!と思っていますので、少しでも興味がございましたらご連絡ください!

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最後に、未来のイントラプレーヌに向けてメッセージをお願いします!

新規事業を推進するのは面倒も多く、成果がでるまで時間もかかるし、やってられない…!という気持ちになることも多いです。
が、敷かれたレールでなく自分で道を創ることは本当にやりがいのある事だと思います。
会社の中でチャレンジさせてもらえる経験は、意外と稀有だったりします。
ぜひ積極的に手を挙げてイントラプレーヌとして活躍してください!

サービス・会社URL https://www.takaratomy.co.jp/moonshotproject/

根岸 さんにいまの一日を聞きました!

9:00~10:00 メール確認、返信

10:00~11:00  契約等の稟議書作成・法務と確認

11:00~12:00 社内他部署とのMTG

12:00~13:00 昼休憩

13:00~14:00 担当商品の販促物、WEBページ等制作指示

14:00~16:00 部内アイディア会議

16:00 ~17:00 他業種企業とのMTG

17:00 ~18:00 メール確認、返信、企画書作成

18:30~ 子どものお迎え>帰宅

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