「安心で快適なくらし」や「多様な働き方」を実現するために、スピード全開で「見て、会って、やってみる!」|諸川まりさん

やりたい仕事を経験した後に出産。職場復帰してから、「働き方改革の推進」に関わりたいと考えるようになった諸川さんは、次の異動先として「人事」を希望していましたが、意外なことに現在のシェアオフィス事業を行なっている部署に異動となりました。

今では「社内」ではなく、「社外」や「社会」に向けて広く 「多様な働き方」 をスピード感をもって提供できる仕事に、むしろ大きなやりがいと喜びを感じている、とその経験を語っていただきました。

<プロフィール>

  • 氏名:諸川まり
  • 会社:東京電力ホールディングス株式会社
  • 簡単な経歴:2011年4月入社後、ビル・工場などの電気契約関連業務、ハウスメーカーへの省エネ機器等提案業務などを経て、2020年より法人向けシェアオフィス「SoloTime(ソロタイム)」の企画開発・プロモーション・営業を担当。
目次

諸川まりさんにインタビューしました!

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現在のお仕事の内容を簡単に教えてください

SoloTime(ソロタイム)の企画・プロモーション・営業などを行なっています。SoloTimeとは、19年3月に東京電力ホールディングスが始めた法人向けのテレワークオフィスで、現在首都圏中心に25店舗(21年12月現在)展開しており、現在250社、約9万5000人のユーザーにご利用いただいています。

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新規事業開発に携わる事になったきっかけを教えてください

学生時代にやりたかった仕事を入社3年目から3年間担当させてもらい、妊娠をきっかけに自分の中でも一区切りがついた感じがしていました。
産後に職場復帰してからは、会社としての方向性も変わり、新たな業務を担当しました。

グループ全体が忙しく大変な中でも周りのメンバーはいつも幼稚園の迎えで先に帰る私を快く見送ってくれ、とても環境に恵まれていました。ただ、やりたい仕事も経験し、ある意味燃え尽き症候群の私は、次にこの会社で何がしたいのか考えるようになりました。

そのときやりたい想いはあっても子育て中のため長時間働けないことや大事な会議に出席できないことなど様々なジレンマを抱えていたことから、社員みんながそれぞれの自由や幸せを実現できる会社にしたく社内の「働き方改革の推進」に関わりたいと考えるようになりました。

そこで次の異動先として「人事」を希望していたところ、現在のシェアオフィス事業を行なっている部署に異動となりました。

当初の希望は「社内」の働き方改革を考えていましたが、まさか「社外」という手があったのかと突然の異動に驚きと嬉しさを感じました!

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今、担当されているプロジェクトはどのような状況ですか?

SoloTimeは新規の企業さまからのお問い合わせも多く、利用状況も好調のため、事業として安定しつつあります。

これからはさらにお客さまの「安心で快適なくらし」を実現するために、SoloTimeを拡大・成長させるとともに、異業種とのコラボによるさらなる付加価値の創出や新規分野への発展などを検討するフェーズに入ったと考えています。

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事業開発の担当になってよかった!と思えるHappyなエピソードはありますか?

この事業に携わるまではBtoBtoCの営業担当だったため、お客さまの声を実際に聞くことはありませんでした。

SoloTimeでは利用者向けのアンケートを行い、利用実態や満足度を調査していまして、その中で「SoloTimeは無人だけどあたたかい感じがする」とのご意見をいただいたのが、私たちのこだわりの内装やサービスを感じ取ってくれている気がして、やりがいを感じています。

また、SoloTimeでは期間限定でランチやスイーツをご提供するキャンペーンを行っていて、そこでお客さまと対面する機会もあるのですが、その際「自宅よりさらに快適でいつも利用している」とおっしゃっていただき、私たちのサービスがお客さまの「生活の一部」になっていることを実感しました。

ちなみにSoloTimeで行っているキャンペーンでは、次回の企画を何にするのかの戦略会議も兼ねて、プロジェクトメンバーで試食会を行います。そのときは自分がテレビやインスタで見て気になっていたスイーツや有名店のテイクアウトを持ち込んでみんなで試したりすることもあります。

これからもお客さまに喜んでいただけるよう、試食がんばります!

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逆に、事業開発の担当になって、大変だったこと、苦労したことは何ですか?

これまで担当していた業務では一つのプロジェクトを実行するまでに調整や承認に時間をかけていましたが、現在の新規事業では案件が舞い込んできた際にプロジェクトマネージャーの上司と一緒にその場で判断し、すぐに実行に移すため、一つ一つのことをじっくり考える暇はありません。

日々集中する案件に埋もれて、はじめは戸惑いましたが、現在ではたくさんの案件をメイン担当として動かせるやりがいを感じられるようになりました。

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その状態をどう乗り越えましたか?

まずは「見て、会って、やってみる!」という勢いで、事業につなげられそうなことがあれば現地に行ってみたり、様々な繋がりをきっかけに、たくさんの方と出会ってディスカッションをしたり、どうしたら実現できるか絵にしてみたりしています。

いつでも上司が前向きに考える人なので、かなり私も影響されています(笑)

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今、取り組んでいることはどんなことですか?

通常、シェアオフィス事業は「不動産事業」の一部として運営している事業者が多いのですが、SoloTimeは「働き方改革」を事業の基軸としていて、プロジェクトメンバーで新サービスや将来像を作り上げていくことが多くあります。

そのなかで「働き方改革」の実現には、「いつどこで誰とどんな仕事をするかを自らが選択できる自由=幸せ・充実」が根幹となることを共有しています。

その実現のためにSoloTimeとして何ができるのか、社外の方とのコミュニケーションの機会や利用者の声を大事にし、働き方に関する多様な価値観を取り入れながらより良いサービスを模索しています。

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今後の目標やプランを教えてください!

今後SoloTimeとしては店舗数を現在の25店舗から50店舗の展開を目指しています。

さらにターゲット・事業領域の拡大など新たな分野にも挑戦すべく、子育ての経験を活かしながら新規事業に邁進したいと意気込んでいます!

Intraprene

PRしたいことなどを、どうぞ!

法人向けテレワークオフィス「SoloTime(ソロタイム)」は通勤や育児、介護、業務効率などの課題に対し、ビジネス街ではなく、準都心・郊外に出店することで、多様な働き方をサポートしています。

施設内には、オンライン会議ができる個室が充実しており、その他にも会議室や女性専用エリア、リラックスシートなど快適に利用できるワークスペースを提供していますので、ご興味のある方はSoloTimeのHPよりぜひお問合せください!

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最後に、未来のイントラプレーヌに向けてメッセージをお願いします!

私は入社10年目で初めて新規事業に携わり、これまでの会社人生とはまったく異なる世界が見えました。失敗やうまくいかないことも多いですが、自身の経験・キャリアにおいて大きな転換期になると実感しています。

私もまだまだイントラプレーヌになりたての初心者ですが、仲間がどんどん増えていくことを心から願っています!

法人向け郊外型テレワークオフィス「SoloTime」:https://solotime.jp/

諸川 さんにいまの一日を聞きました!

6:00 起床・お弁当づくり

7:45 子供(4歳)幼稚園登園

8:00 在宅で勤務開始

10:00 シェアオフィスへ移動 設計会社と新店舗の定例会議、システム会社と新サービスの打ち合わせなど

18:00 業務終了

18:45 幼稚園お迎え

20:00 夕食・入浴

21:30 絵本の読み聞かせ・子供就寝

22:00 WBSかAmazonプライムで海外ドラマ鑑賞

23:00 就寝

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